淡路島磐座と海

この春から歩こうとあちらこちらへと出かけていて、5月二度目の淡路島はゆかりさんの案内で遠田よりスタートです。

伊弉諾神宮を過ぎて岩上神社に向かいます。細い山道を通り法輪山岩上寺へ。

境内には銀杏の大木

この石段の上が岩上神社です。

石上神社の分霊を勧請創始し、石上神社旧蔵の銘在る鍔口を伝来しているとか。石上神社の主祭神は神体の布都御魂剣に宿る神霊ですからね

岩上神社　拝殿

岩上神社　本殿

室町時代建築の技風を存しており、春日造り社殿の遺例として貴重な存在といえる。とあります。

本殿から見上げた神籬岩

ここは神籬岩だけではなく、古来からの信仰対象だった磐座群があったのでしょう。

文化財としても価値ある神域なので大切に守ってほしいです。

境内の水神社

舟木石上神社にも行きたかったのですが、舟木石神座は女人禁制でした。
◎太陽を信仰する地に「日を迎える座」と「日を追う座」とがあり、前者は男性が祭事を司り後者は女性が祭事を司る。女人禁制はここからきたもので、現在この制度が崩れているなかで、当社は今なお里人の間で固く守られ、民族学上からも貴重な存在である。

そして体幹を整えるために勧められて、砂浜を裸足で歩こうと尾崎海水浴場へ。


貝殻のかけらで少し痛いけれど、足の裏で砂を踏む感覚が心地良い。

波打ち際には小さな魚や貝がうようよといて、元気いっぱい動いています。

万華鏡のオブジェクトになりそうな貝を拾ったら、５㎜ほどの小さな巻貝にまで全てヤドカリが入っていました。

沢山あって何だろうと思いつつ写真には憚れた塊の正体、タマシキゴカイの糞塊のマクロ画像見つけました。この糞は水を汚す原因物質を濾し取ったクリーンな糞だとか、次は遠慮なく歩くことにします。

思った以上に気持ちよく楽しかったので、また６月の梅雨の合間に来よう。

そして磐座と海の合間には、やはり淡路島花巡礼です。

2018年5月29日

淡路島ハーブ園廻り
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