2019-03-21
春の彼岸
中崎町から下寺町まで5.8kmを自転車でお彼岸のお墓参りに。
境内の桜はまだ蕾が固いけれど、雪柳が咲いています。墓前の樹が去年の台風で倒れ伐採されたので、落葉のお掃除が楽になりました。
お墓参りのあと久しぶりに天王寺七坂の源聖寺坂をぶらりと散歩。
沈丁花の香りに魅かれて路地に入ったところで素敵なお店を見つけました。
坂を上りきったところにある立派な仁王門の齢延寺。
仁王門の構造も珍しいのですが彫刻の見事さが際立っていて、奥貫の龍に内柱の彫刻と、初めて見た時より年数も重ね風格がそなわりつつあります。
庫裡の玄関や前柱木鼻にも龍や植物の彫刻が施されています。
今回初めて気づいた仁王門の裏手にある「見ざる・言わざる・聞かざる」の猿の彫刻。戸を閉めると表から見えるのだと思うのですが、今は後ろ向きしか見られません。
境内には早咲きの彼岸桜や十月桜に河津桜などがあり、どうして早咲きが多いのかと思って調べると、江戸時代は「齢延彼岸桜」と呼ばれた桜の名所だったそうです。
帰りに北浜青山ビルの遊気Qで開催している「チクチクコツコツイキイキし展ねん」を見に行きました。
真心 職人さんの動物たちは本当にイキイキしていて魅力的です。
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