平成最後の31年の“桜の通り抜け”は4月9日から4月15日まで。桜ノ宮橋から見た様子ではまだまだ蕾で、去年は遅すぎたけど今年は早すぎだなと思っていたら、やはり初日は三分咲きだったそうです。
去年葉桜で見逃した桜は咲いているかもと、大阪のシーズン最後の桜を、散歩ついでに観に行ってきました。
花びらの先に多くの切込みがある繊細な桜
北海道松前町で「糸括」の実生から選出育成された大輪の桜
京都平野神社境内にあった一重桜。衣笠山から名付け
京都洛東高台寺の玄関口にある桜
小石川植物園において栽培された紫桜の重弁の品種
京都嵯峨野大覚寺境内の大沢池畔にあった淡紅色八重桜
花芯から１本の葉化した雌しべがでるのでこの名がある
江戸時代から知られている桜
「桜守」のモデル笹部新太郎氏が実生の中から育成した桜
京都祗王寺にある桜で平家物語の祗王祗女にちなみこの名が付けられた
京都平野神社境内にあり、花弁に撫子の花のように切り込みがある
奈良春日山の麓にあった桜を京都の佐野藤右衛門氏が接木育成した桜
北海道松前町で「天の川」と「雨宿」を交配から選出育成された桜
北海道松前町で「東錦」の実生から選出育成された桜
紅色の豊な花が垂れ下がって咲くことからこの名前が付けられた
親鸞聖人が駒をつないだと言い伝えられている有名な桜
１本の木に一重、八重、二段咲きの花があり、二段咲きでは外側の花が開花し、内側の花が遅れて開花するので二度桜という
京都御室の仁和寺にある代表的な里桜
造幣局の桜は134種類の338本で、1本や2本しかない品種がほとんどです。今年もすでに葉桜状態の木もあって、これだけ沢山の種類の桜の木が揃っているから開花の進み具合は様々。おかげで去年とは違う品種を撮影出来ました。
2019年4月12日 大阪造幣局 “桜の通り抜け”
