5月中過ぎからの散歩コースにしている大阪城公園のアジサイ ウツギ園は、本町通り沿いだとは思えない小さな森のような空間がとても落ち着く素敵なところです。
「夏は来ぬ」に歌われている「卯の花」を見たくて来たのですが、5月の半ば過ぎてしまったので白花八重空木は満開でしたが箱根空木は見頃過ぎていました。
このあじさい園は日本に自生する原種系のアジサイが中心のようで、園芸品種の西洋あじさいのような華やかさはないけれど、落ち着いた日本らしいあじさいの姿が楽しめます。
伊豆はあじさいの自生地としても有名なようで、ゆかりの名を持つあじさいが幾つかありました。
「七段花・シチダンカ」はアジサイなんだろうかと調べてみたら、江戸時代にシーボルトの「日本植物誌」に紹介されていたけれど、以後発見されず長らく「幻のアジサイ」と呼ばれていたそうです。