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2017-09-19

スコープの種類※オイルタイプとドライタイプ※

スコープtop

万華鏡は、鏡(ミラー)と見るもの(オブジェクト)で構成されて、それを光(ライト)を通して映像化します。カレイドスコープの先端は普通は器状になっていて、この中に具(オブジェクト)を入れ、それを鏡に反射させて映像を見ます。

スコープのタイプは様々ありますが、基本となるのは
CHAMBER SCOP(チェンバースコープ)
ミラーシステムとオブジェクトを密閉したチェンバーが一体 となったスコープ。先端に密閉された容器をはめ込み、中にお好みのオブジェクトを入れて見る形で、ドライタイプ、オイルタイプがあります。

チェンバー

オイルタイプはオブジェクトを入れた容器にオイルを入れ、それがオイルによってゆっくりと移動し、幻想的な世界を映し出します。オイルの流れに合うように、ここから工房ではガラスや天然石にメタルなどの重みのあるオブジェクトを使用しています。ドライタイプと違いオイルが漏れない仕組みが必要となる為、専門的な仕様になりプロ仕様とも呼ばれます。

ドライタイプはオイルを入れずに創るため、動きが早くオブジェクトが一部に溜りがちになります。その対応としてここから工房ではオブジェクトにプラビーズやウッドなど素材の種類を豊富にし、動きに変化が出るように工夫しています。偏光万華鏡も偏光板の仕組みで構築するため、ドライタイプになります。

その他の代表的なスコープタイプ

ワンド

WAND SCOPE(ワンドスコープ)
密閉された棒状の容器(ワンド)にオブジェクトを入れ、ワンドを縦にしてオブジェクトの落下を見て楽しむ。オイルを入れるオイルワンドが主流です。

WHEEL SCOPE (ホイールスコープ)
スコープの先に車輪のような円盤を取り付け、その装飾されたホィールを回す事でできる映像を楽しみます。

TELEIDO SCOPE(テレイドスコープ)
特定のオブジェクトなしに、鏡の筒の先端にレンズ(ガラス玉)などを用いて、覗いたものや回りの景色を万華鏡模様に映し出します。テレイドとは、遠距離と形の意味です。

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