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2018-04-20

高野山立里荒神社

「高野山駅から少し足をのばして雲の上の社・荒神社(立里荒神)へ。」という南海電鉄のパンフレットを見て、数年前から行きたいと思っていたところ幸運にも案内していただけました。

午後からは晴天との予報でしたが、まだ小雨がけぶる朝、高野山の大門に着きました。


大門横に嶽弁財天社の遥拝所があり、赤い鳥居から参道を登って行きます。



ぽつりぽつりと続く鳥居を越えながら登って、この辺りで空気が変わったと思ったら嶽弁財天が見えてきました。



ここの社から反対に進めば女人堂に至るとか、晴れていれば根本大塔や熊野道が望めるとか、次に高野山に来た時はまた訪れたいと思う地でした。


後で調べたら、弘法大師は西の弁天岳を源流として東に延びる尾根や支流などの水源となる七ヶ所に「七弁天」を祀られたそうなので、次は弁天詣りですね。

大門に戻り、次は立里荒神社へ。小雨の中を、赤じゃないんだなと思いつつ木の鳥居が並ぶ階段を、写真を撮る余裕もなく登って本殿に着きました。


拝殿は修復されたのか思ったよりも新しく感じたのですが、軒などを繰り抜いて当たり前のように杉の木を通してあるのが印象的でした。



荒神ヶ岳鎮座 三宝大荒神略縁起


今回はこんな神秘的な景色でしたが、荒神社がある荒神ヶ岳からは大和連山(大峰山系)を見渡せるそうで、それも見たかったので次回ですね。


そのあと高野山の清高稲荷大明神へ。奥之院にある白髭稲荷大明神は知っていましたが、こちらの稲荷社は気がつきませんでした。

高野山は何度も訪れているのですが、主に壇上伽藍、金剛峯寺から奥之院に至るまでが中心だったので、今回は全く違う顔を垣間見ることが出来ました。

午後からは私のもう一つのリクエストである天野山金剛寺に向かいます。

2018年4月18日

金剛寺 尊勝曼荼羅

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