2020-11-30
第34番 根来寺
一乗山大伝法院 根来寺 新義真言宗総本山
八角円堂の不動堂
厨子に入れられた秘仏の本尊は錐鑽不動と通称される不動明王
八角円堂の真後ろには北向き不動尊が祀られている。
大伝法堂
本尊は金剛界大日如来・金剛薩埵・尊勝仏頂の三尊。
これらの三尊像は秀吉の焼き討ちをまぬがれた。
国宝の大塔(大毘廬遮那法界体性塔)
本尊は胎蔵大日如来
大師堂
光明殿の方は参らずにもみじ谷を歩きました。
覚鑁一門が高野山での対立から山を下り、後に豊福寺・円明寺を中心に一山総称としての根来寺が形成されたのが根来寺の由来。室町時代末期の最盛期には寺領72万石の一大宗教都市を形成し、根来衆とよばれる僧兵1万余の軍事集団を擁しました。
ねごろ歴史資料館の展示にあるように、秀吉の紀州征伐で大師堂、大塔など数棟を残して多くの寺は焼け落とされ、今の施設のほとんどは江戸時代に再建されました。
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